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2021年10月

第142話 ソウル市 水踰洞 【キム・ヨンチョルの街歩き】

カテゴリ:
[천천히 흐른다, 우이천 동네 - 서울 수유동]
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[緩やかに流れる牛耳川の街 - ソウル市 水踰洞]
訳)ソウルの北。北漢山と道峰山の間、牛耳峰の峰の頂上から始まった水路が東北4区を横切る。水源地である牛耳が牛の耳に似て「牛耳川(소귀내)」とも呼ばれた牛耳川(우리천)。 牛耳の飛び石を渡れば広がる踰洞には熟した秋のように生真面目に時期を待つ人々がいる。

[緩やかに流れる牛耳川の街 ソウル市 水踰洞]
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(2022/01/04 日本初放送)

●かつて生まれ育った家をカフェに改装し守る店主とその母
●靴は包丁、何でも修理屋さん、生涯現役という男性85歳
●木を煮て文字を彫り続ける印鑑作りの名匠
伝統的な公州産豆で作るスープとチョングッチャンの店主と7歳の孫
●北ソウル夢の森で毎日ピアノを弾きハーモニカを吹く男性79歳
ゼロ・ウエイスト運動、エコな商品を売るお店の店主
ゼロ・ウエイスト運動に共感する客達
※このような店はスマートソウルアプリで検索可能、現在70店舗
●チャンミウォン市場の製粉店で50年商売をする店主
●松餅を常に提供し新しい餅も開発する餅店の店主夫婦
●屋根の上の猫
●子供の頃にサルビアを吸ったというキム・ヨンチョルさん
●マラソンランナーの理容院店主と50年愛を育む奥さん
●親子で50年通ったという客

ソウル市 水踰洞


今回の音楽から
"가을이 오면" / 이문세

『秋が来れば』/ イ・ムンセ


"행복이란" / 조경수

『幸せとは』/ チョ・ギョンス

"당신 생각(Duet With 강승원) / (양희은)

『あなたの考え』/ ヤン・ヒウン duet with カン・スンウォン

第141話 世宗特別自治市 【キム・ヨンチョルの街歩き】

カテゴリ:
[영웅들이 산다 - 세종특별자치시]
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[英雄たちが住む - 世宗特別自治市]
訳)2012年行政中心複合都市として発足した10年目の新生都市、世宗。昔の燕岐郡と清原郡、広州市の一部が世宗大王の名前を受け継ぎ、ひとつの特別自治体として誕生した。平均年齢37歳の若い都市だが、新都市を少しだけ離れれば、古い村の風景がそのまま残っており、年輪と爽やかさが多彩に共存する町だ。141回目の旅は、それぞれの場で、生真面目そして誠実に、新たな挑戦と住民間の連帯、小さなことの大切さを守っていく英雄たちの近所、世宗特別自治体へ出発する。

[英雄たちが住む 世宗特別自治市]
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(2021/12/28 日本初放送)

●湖水公園の自動運転車の研究員
●青年キム・ヨンチョル
●オジン洞の犬の自動シャンプー場
●新しいメニューを開発し続けるサンドウィッチ店店主と客達
●70年続く精米所の2代目店主と、常連客は84歳
●子供の頃にヌカで遊んだというキム・ヨンチョルさん
●コロナで自粛するお年寄りのために自宅や世宗市ボランティアセンターにてボランティアで楽な服を縫い配り続ける女性達 ※国が表彰
●伝統酒を作り続けるお婆さん80歳と仲間、そこへ重いこわ米を届ける男性



●伝統遊び研究所で韓国の伝統遊びを研究、時には自ら作り、子供たちに広める男性
●鳥至院邑の特産品である桃を加工しチョコレート店を経営する姉妹


●祖父の代から住んでいた農家を改造し「酔い覚ましスープ」の食堂を経営する末息子と母74歳
●しょいこを50年作り続ける3代目店主 ※世宗市の郷土文化遺産
●奥さんは家計の足しに作り始めたほうき作りの名人
●幼い頃はしょいこを背負ったというキム・ヨンチョルさん

世宗特別自治市

今回の音楽から
"초콜릿" / 볼빨간사춘기

『チョコレート』/ BOL4

"흙에 살리라" / 홍세민

『土に生きよう』 / ホン・セミン

第140話 江原道 原州 【キム・ヨンチョルの街歩き】

カテゴリ:
[행복이 물들다 치악산 동네 - 강원도 원주]
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[幸せに染まった雉岳山の街 - 江原道 原州]
訳) 雉岳山、雄大な山の麓、あちこち幸せが染まっていく街、江原道原州。ソウルと嶺西地方を結ぶ要塞であると同時に、500年、江原の道庁として長い時間を多くの人生史が集まり散らばったところである。140番目の街歩きは、秋が短く、極めて貴重なご縁に会える江原道原州をゆっくり歩いてみる。

[幸せに染まった雉岳山の街 江原道 原州]
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(2021/12/21 日本初放送)

雉岳山、探訪コースのハイカー達
●敬老堂の拡声器をみて突然村長アナウンスを始めるキム・ヨンチョル
娘達ととうもろこしを使い100年続く伝統のあめを作るお婆さん
●自由市場の地下食堂街の奥で餃子を作り販売する女性達
●その餃子を注文が入るたびに購入しカルマンを提供する食堂経営者
※カルグクス+餃子(マンドゥ)=カルマン
ひまわりにも挨拶するキム・ヨンチョルさん
●庭で通りすがりの人にコーヒーをもてなす高齢者集団はみな母子寮出身者
※母子寮=朝鮮戦争の軍人や警官の未亡人母子が住んだ施設
●「おなかがすいた」と言いながら亡くなった母を思い詩を書くお婆さん
●祖父の代から100年続く韓紙作り、父の遺志を次ぐ男性とそれに続く婿
山菜御膳は雉岳山の恵、古民家を改装し食堂を営む夫婦はソウルから移住
●平床で祭祀用のしめ縄を編む村人達
※数百年続く森林信仰
●55年シャベルを作り続ける父と、シャベルは父そのものという息子
●103歳のお母さんは娘とゴマを脱穀、心はまだ19歳、ケンカをしたことはないと

笑顔を絶やさず生きてきた街歩き最高齢お母さん


江原道 原州

今回の音楽から
"엄마" / 스피카 보형 & CLC 승희

『お母さん』/ キム・ボヒョン & スンヒ

"가족사진(Family Portrait)" / 김진호

『家族写真』 / キム・ジノ

신고산 타령
 
新高山節 (民謡)

第139話 江原道 春川 【キム・ヨンチョルの街歩き】

カテゴリ:
[함께하니 좋소 - 강원도 춘천]
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[一緒だからいい - 江原道 春川]
訳)桃源郷があったらこんな姿でしょうか?四方が山に囲まれた山また山の盆地。その中にまるで一枚の絵のように「湖畔の都市」春川が位置している。北漢江と昭陽江の水の流れに沿って隣人達の人生の物語が流れるところ。誰かには切ない生活の拠り所であり、とまた他の誰かには夢の舞台になることもあるところである。139回目の旅程はそれぞれの事情をひとつずつ抱いてお互い寄り寄って生きていく暖かい街、江原道春川へ向かう。

[一緒だからいい 江原道 春川]
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(2021/12/14 日本初放送)

●スカイウォークの展望台で滑ったふりをするキム・ヨンチョルさん
●山奥の美容室へ歩いていくお婆さん達
●ソウルで活躍していた彫刻家の夫と美容師の妻
●1961年春川ダム工事現場の食堂から始まり3代続くコウライケツギョの店主と仲良しの嫁



●飛び石も遊び場だったとキム・ヨンチョルさん
●廃業した食堂を借りて陶磁器を作り村に飾るお母さん達
●開発が続くなか消えつつある古い路地を撮る写真同好会は平均年齢70歳


●184人の博士号取得者がいる博士村では、みな舟で登校したと語る村人達
背山臨水はまさにここのことだとキム・ヨンチョルさん
江原道無形文化財第24号の父と息子ふたり、三代が筆匠の道に
●有機栽培にこだわるぶどう農家夫婦とわんこ
春川風物市場にはそば粉のチヂミを毎日作る88歳のお婆さんと息子夫婦
●42歳で未亡人になり5人の子供を育てたお婆さんの手を握りながら、39歳の時にお母さんが亡くなり手を握ってあげることも握ってもらうこともできなかったと話すキム・ヨンチョルさんに、辛かったでしょうねとお婆さん、キム・ヨンチョルさんはこうしてお母さん達に会うと心の奥がしめつけられるようだと


江原道 春川


今回の音楽から
"어허야 둥기둥기"
 
イ・ムンセ

IU
『よぉし、まるく』
(筆者記 適当な和訳がみあたりませんでしたが、歌詞からおそらく人間関係が円満という意味かと思ってこうつけました어허야は力を入れる時の掛け声、둥기둥기は江原道の方言で丸いという意味だそうです。)

第138話 忠清南道 錦山郡 【キム・ヨンチョルの街歩き】

カテゴリ:
[힘난다, 인삼골 - 충청남도 금산]
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[力が湧く高麗人参の谷 忠清南道 錦山郡]
訳) 韓国最初の高麗人参栽培地である開蔘址の伝説が伝わる高麗人参の本場、忠南錦山。 忠清の母なる錦江を挟み小白山脈と蘆嶺山脈が出会うところに位置した天の恵みである錦繡江山に寒暖差の大きい気候が加わり、古くから高麗人参と縁を結んだ豊かな土地となった。できた形が人と似ていて、"蔘"の字の前に人がついたという人参が迎えてくれる町、忠清南道錦山へ会いに138回目の旅を始める。

[力が湧く高麗人参の谷 忠清南道 錦山郡]
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(2021/12/07 日本初放送)

●踊る高麗人参
1937年開設の錦山水参センターで働く女性はかつては行商で全国を回っていた
高麗人参揚げを店頭販売する姉妹



●延々と続く川原の市場に中央劇場の隣りで衣料店を営む夫婦
※映画館は1959年にできたが今は閉館、高麗人参のおかげでかつてはソウル並みに潤っていて、50店ある洋服店は映画に出てくる服を仕立てていたと
●遠くから買い物にやってきた客
魚のおかゆとカマツカの天ぷらと提供する夫婦は都会から移住して25年
1000年の古刹、宝石寺は統一新羅時代創建、祖丘大師が植えたというイチョウの木が神木として進楽山を守ってきた
●壁画の先に引越してきた女性はソウルで生まれ育ったが競争社会に疲れ自信を失くし錦山の代案学校に通って街の一員になった
※16年前から若者が少しづつ家を建てできた森の村で、環境に優しい暮らしを目指す帰村の先輩達は書店を経営し地元住民と趣味を共有しながら挑戦を続けている
●母が作ってくれたキノコチゲのレシピでキノコ鍋&キノコ三昧の料理店を経営する夫婦
錦山伝統高麗人参農業は、伝統的な栽培法の歴史性と価値が認められ2018年に高麗人参農業初の世界農業遺産に認定
●平床で高麗人参の下処理をする村人達はみな地元出身
●その中の95歳お婆さんとお嫁さん




忠清南道 錦山郡


今回の音楽から
"Once Again" / 공보경
별을 따다줘 OST

『Once Again』/ コン・ボギョン
韓国ドラマ『星をとって』OST


"Woman & Mom (Opening Title) (Feat. Voiture)" / 오준성
 "엄마" OST

『Woman & Mom』 / オ・ジュンソン
韓国ドラマ『我が家のロマンス』OST

  

「開蔘址の伝説(개삼터의 전설)」が気になったので調べたら、詳しくかかれたブログがありました。じつはこれを見て、개삼터の漢字は開蔘址という文字になるとわかりました 
※リンク先はNAVERのブログ(韓国語)です。

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